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2016年5月 9日 (月)

冨田勲さん、逝く。(ノ_-。) シンセサイザーの先駆者

Tomita_01 1970年代に、シンセサイザーを駆使したアルバムで世界を席巻した冨田勲さんが、今月5日に亡くなりました。 冨田さんといえば、世界的に知られているのがシンセサイザー・クリエイター兼奏者としてですが、50歳代の人々にとっては、テレビ番組のバックミュージックで馴染みがあると思います。

 僕が冨田さんの曲を最初に耳にしたのは、手塚治虫アニメの『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』でした。 あのテーマ曲は今でも耳に残っています。 曲を聴けば、知っているだけでなく、懐かしく思われる方も少なくないと思います。 NHKのドキュメンタリーで『新日本紀行』というのがあったんですが、日本の原風景を訪ねる30分番組で、この番組のテーマ曲も冨田さんの作品で、和音階を使ったオーケストラ音楽で、日本の情緒豊かなこの曲聴きたさに、毎回この番組を観ていたように思います。

Tomita_moon01
 冨田さんが世界的に知られるようになったシンセサイザー音楽。 モーグのシンセサイザーを個人的に購入。 その部屋の写真は、まるでコンピュータールームって印象でした。 当時のシンセミュージックというと、クラウツ・シュルツがやっていたような無機質なものが出ていましたが、冨田さんの場合、多重録音を駆使して、モーグの生み出す様々な音色を使って、クラシックの名曲を独自のアプローチでオーケストレーション。 その傑作と言えるのが、最初に発表された『月の光』でした。 ドビュッシーの名曲で構成されたこのアルバムは、どの曲もカラフルで斬新だったんですが、特にタイトル曲は、レコード盤が擦り切れるほど聴きました。(*^-^) 他にもムソルグスキー『展覧会の絵』や、ホルスト『惑星』など画期的なアルバムを発表。 どれも別の世界にトリップさせてくれるようで、とても魅力的でした。 当時は、今みたいにボタン一つで音色を変えられるわけではなく、一つ一つ自分で作っていくしかなくて、単なる電子音を色彩豊かな音色にするのは、大変な労力だったと思います。

 冨田さんの成功後、コルグやローランド、YAMAHAといった企業が、音色開発の競争をし、今のようなキーボードを生み出したと言えると思います。 今の音楽シーンで、楽器の音の代行だけでなく、新たな音色を生み出した意味でもシンセサイザーの功績は大きいですし、そのきっかけを作った冨田さんの存在は大きいと思います。 ちなみに冨田さんは、TVや映画音楽だけでなく、童謡や合唱曲、校歌なども手がけておられました。

 享年84歳。 ご冥福をお祈りいたします。m(_ _)m

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